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Merry Christmas!

  • 2011/11/28 14:19


愛の園保育園ではアドベント(待降節)を迎えて、玄関前のモミの木に飾りを付けました。今朝はイルミネーションを生垣に巻き付けて、ささやかな光のショーを楽しみに暗くなるのを待っています。
一年で最も純粋な輝きを放ち、美しい時間が流れる季節です。

 園では、慌ただしく保育に追われる毎日ですが、その中にあっても、保育士がきちんとクリスマスに対する心の備えを持っていると、子どもに「喜び」や「感謝する心」を伝えたくなるものです。アドベントを迎えて「子どもたちに喜びを持って日々を送ってもらいたい。」「クリスマスを待ち望む心を育てたい。」と願っています。

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アドベントという単語は「到来」を意味するラテン語Adventus
(アドべントゥス)から来たもので、「キリストの到来」のことで、
クリスマスの4週間前の日曜日(今年は27日)から始まります。
何故4週間かと云うことは、私にははっきりわからないのですが、一説としてはキリスト教の世界では“4”とは、4方向(東西南北)で地上の全て世界を現わすことから、「全体」を暗示する数字であるということです。
何百年も救世主(キリスト)の到来を、ユダヤの民が待ち続けた長い年月の「全体」を表わしているのではないでしょうか。

Christmasの豆知識
・クリスマスリースとは・・・王の王たるキリストの「王冠」
・クリスマスツリーとは・・・神の方向へ歩むために、迷わないための「道しるべ」
・クリスマスカラーの3色とは・・・ 
☆赤=イエス・キリストが流した血の色、愛と寛大さ。(だから、クリスマスに使う赤色の飾りは、リンゴ、ヒイラギの実、ポインセチア等)聖書的ではないが、サンタクロースも赤)
 クリスマス・レッドの植物として人気のあるポインセチアは、デンマークでユーレ・スチアーナ「Christmasの星」と呼ばれてとても人気があるそうです。
サンタクロースのモデルである「聖ニコラウス」はキリスト教の司教であり、古来、司教服が常に赤かった事も大事な情報です。この司教服の赤い色は、自らも命や体をなげうってでも、信者達の幸せのために尽くすべき司教の覚悟、すなわち彼が流す血の色を示すと言われています。

☆緑=常緑樹の色で永遠の命・神の永遠の命・愛を表わす。(緑色の飾りといえば、ツリーに使うもみの木や飾り付けのヒイラギ)
 緑は、ツリーとして使われるもみの木が有名です。もみの木は多くの木が枯れるクリスマスの時期にも葉をつけているところから「希望の木」とされ、古来から北欧の人々が特別の思いを寄せてきました。また、小さな葉が十字の形に生えるところから、キリストの十字架に結びつけられたりもしてクリスマスとは特別関わりの深いグリーンなのです。もみの木の次のグリーンと言えば、ヒイラギでしょうね。リースやラッピングにおしゃれに飾られていますが、葉っぱの棘はキリストの受難を、赤い実はキリストの血を表しています。ヒイラギには深い悲しみが隠されているのです。以外ですね。この2つの他にもグリーンは使われていますが、そのほとんどが一年中葉を茂らす常緑樹なんです。一年中緑を茂らせているエバーグリーンには力強い生命力があって、永遠の命や春の訪れを象徴しているのです。
 
☆白=純潔、潔白
 クリスマスカラーのホワイトは、雪の色。純白で潔白で、聖なる意味を表すとともに、春を待つ北の大地の白でもあります。

クリスマスの小さなしるしを子どもたちと一緒に探そう。
 クリスマスが近くなると「クリスマスのしるし探し」がしたくなりませんか?Christmasの豆知識でお話ししたことを手掛かりに(クリスマスカラー等)、お母さんやお父さんのアイディアで、どこでも「Christmasのしるし」が探せますね。是非この季節にお子様と一緒に探してみて下さい。そして心からMerry Christmas!とお祝いできるイブを迎えて下さい。

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